Excelの「印刷範囲」設定、もう迷わない!【初心者向け】

Excelで資料を作ったはいいけど、いざ印刷しようとしたら「なぜか変なところまで印刷されちゃう…」「必要な部分だけを印刷したいのに、どうすればいいの?」と困った経験はありませんか? どこから手をつけていいか分からなくても大丈夫です。

この記事を読めば、Excelの「印刷範囲(いんさつはんい)」設定がサクッとできるようになります。難しい専門用語は使いません。今日から自信を持ってExcelを使えるようになりますよ!

Excelの印刷範囲とは? なぜ設定するの?

Excelの「印刷範囲(いんさつはんい)」とは、「このシート(ワークシート)の中で、この部分だけを印刷してくださいね」とExcelに教えるための設定です。

たとえば、業務日報のExcelファイルで、たくさんデータが入力されているとします。でも、印刷したいのは今週分の「氏名」と「業務内容」と「時間」が書かれた部分だけ、ということがありますよね?

こんな時に印刷範囲を設定しておけば、ムダな空白のセル(マス目)や、まだ途中段階のメモ書きなどが印刷されてしまうのを防ぐことができます。用紙やインクの節約にもなりますし、何よりも相手に渡す資料がスッキリと見やすくなりますよ!

【超基本】印刷範囲を設定する3つのステップ

それでは、実際にExcelで印刷範囲を設定する手順を見ていきましょう。とってもシンプルなので、安心してくださいね。

ステップ1: 印刷したい範囲を選択する

  1. まず、Excelのシート(ワークシート)上で、印刷したいセル(マス目)の範囲をマウスでドラッグして選択します。
  2. たとえば、A1セルからE10セルまでを印刷したいなら、A1セルをクリックしたままマウスをE10セルまで動かして離します。
  3. 離れた場所にある複数の範囲を印刷したい場合は、最初の範囲を選択した後、「Ctrl」キー(コントロールキー)を押しながら、次の範囲をドラッグして選択します。

ステップ2: 「印刷範囲」を設定する

  1. 範囲を選択し終えたら、Excelの画面上部にある「ページレイアウト」タブ(項目)をクリックします。
  2. 「ページ設定」グループの中に、「印刷範囲」というボタンがありますので、これをクリックします。
  3. 表示されたメニューの中から、「印刷範囲の設定」をクリックします。これで、選択した範囲が印刷範囲として登録されました!

ステップ3: 印刷プレビュー(下書き確認)で確認する

印刷範囲を設定したら、必ず「印刷プレビュー(下書き確認)」で確認するクセをつけましょう。ここが一番大事なポイントです!

  1. Excelの画面左上にある「ファイル」タブ(項目)をクリックします。
  2. 左側のメニューから「印刷」をクリックします。
  3. 画面の右側に、実際に印刷されるイメージ(プレビュー)が表示されます。ここで設定した印刷範囲が正しく反映されているかを確認しましょう。
  4. もし、設定した範囲が用紙の端に寄りすぎているなど、レイアウトに調整が必要な場合は、「ページ設定」の「余白」などを調整してみてください。

これで、バッチリ印刷範囲を設定できましたね!

設定した印刷範囲をクリア(解除)する方法

「やっぱりこの印刷範囲は必要なくなったな」とか、「新しく別の範囲を設定し直したい」という場合は、一度設定した印刷範囲をクリア(解除)することができます。

  1. Excelの画面上部にある「ページレイアウト」タブ(項目)をクリックします。
  2. 「ページ設定」グループの中にある「印刷範囲」ボタンをクリックします。
  3. 表示されたメニューの中から、「印刷範囲のクリア」をクリックします。

これだけで、設定していた印刷範囲が解除されます。これで、シート全体が印刷対象に戻ります。

知っておくと便利!Excelの豆知識(数式編)

印刷範囲の設定に直接関わるものではありませんが、Excelを使いこなす上で「数式(すうしき)」はとても重要です。

たとえば、毎日の売上データをまとめた表で、自動的に合計金額を出したいときに「SUM関数(サムかんすう)」というものを使います。


=SUM(B2:B10)

これは、「B2セル(マス目)からB10セルまでの数字を合計してください」という意味の数式です。合計を出したいセルに、この数式を入力して「Enter」キーを押すと、自動で計算してくれますよ。

ぜひ、そのままコピーしてお使いくださいね。

ここが落とし穴!印刷範囲設定の注意点・補足

注意点1: 印刷プレビューの確認は絶対!

一番やりがちなミスは、印刷範囲を設定した安心感から、印刷プレビュー(下書き確認)をせずにそのまま印刷ボタンを押してしまうことです。用紙の向き(縦・横)や余白、拡大縮小の設定など、印刷範囲以外にも確認すべき点はいろいろあります。必ず一度はプレビューを見て、イメージ通りか確認しましょう。

注意点2: 複数シートがある場合の印刷範囲

Excelファイルに複数のシート(ワークシート)がある場合、印刷範囲の設定は「シートごと」に行う必要があります。たとえば、シート1で印刷範囲を設定しても、シート2にはその設定は適用されません。もし複数のシートを印刷したい場合は、それぞれのシートで設定するか、印刷プレビュー画面で「作業中のシートを印刷」の項目を「ブック全体を印刷」に変更する必要があります。

よくある質問(FAQ)

Q: 印刷範囲を設定したのに、うまく印刷されないのはなぜですか?

A: いくつかの原因が考えられます。まずは、もう一度「ファイル」タブから「印刷」を選び、印刷プレビューで確認してみてください。印刷範囲が正しく設定されているか、用紙の向き(縦/横)や用紙サイズが合っているか、「拡大/縮小」の設定で全体が1ページに収まっているかなども確認しましょう。また、プリンター(印刷機)の接続や設定に問題がないか、プリンター側の確認も必要です。

Q: 毎回同じ範囲を印刷したいのですが、何か良い方法はありますか?

A: はい、印刷範囲を設定したExcelファイルを「テンプレート(ひな形)」として保存しておく方法があります。手順は簡単です。印刷範囲を設定し、その他の印刷設定(余白など)も済ませた後、「ファイル」タブ → 「名前を付けて保存」を選び、ファイルの種類を「Excelテンプレート(.xltx)」にして保存します。次回からはこのテンプレートを開いて使えば、最初から印刷範囲が設定された状態で作業できます。

まとめ

  • Excelの印刷範囲設定は「ページレイアウト」タブから行います。
  • 印刷したい範囲を選んで「印刷範囲の設定」、解除したいときは「印刷範囲のクリア」です。
  • 設定後は必ず「ファイル」タブの「印刷」から「印刷プレビュー」で確認しましょう。

これで、Excelの印刷範囲に悩むことはもうありませんね。一つずつ機能をマスターして、Excelをあなたの強い味方にしてください!

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